場所:東京都西多摩郡檜原村倉掛
距離:4.3km
最大標高差:521m
平均斜度
全体:11.5%
上り:12.4%
下り:4%
最大斜度:足つき無し実行のため未測定
獲得標高
上り:504m
下り:6m
肉体的ダメージ:★★★★★★★★★★
精神的ダメージ:★★★★★★★★★★
登坂技術レベル:★★★★★☆☆☆☆☆
絶景期待レベル:★★★★★★☆☆☆☆
(これから始まる苦痛を想像し、足つきなしで登りきる覚悟と体の準備が出来るまで約30分間を要したスタート地点)
輪行をしたとしても、武蔵五日市駅から「風張林道」の入り口までは距離で21.5km、高度で460m登らなければなりません。その後入り口から4.3kmの距離で高度490m登らなければならないと言う規格外の激坂です。
2018年4月16日に”土に還る”ほどの覚悟で望み、登りきれた感動も得られないほど疲弊して「足つきなし」を達成した現時点での”キング・オブ・激坂”の「風張林道」。
多くの方が言う「きのこセンター」までがきついのはきついのですが、その後も幕之内一歩にデンプシーロールを打たれ続けるような斜度攻撃が続き、登りながら自分の能力がUPしていくのが感じられるミックスアップ坂です(風張林道の斜度が上がって行く訳ではありませんがイメージです)。
冗談はさて置いて、15%前後の斜度が300m位は普通に続きます。私の場合ですが100mダンシングとかを強いられる場面もあり、シッティングをしたとても、ダンシングをしたとしても極上の辛さを体験させてくれます。
きついプロボクサーのパンチをゾンビモードでガードしながら進むと、4ヶ所ほどインターバルを与えてくれる優しさもあります(これが無かったら私の場合足つきなしは不可能でした)。
無理ゲーではないのですが、かなり無理ゲーに近い絶妙な斜度と構成で、その全貌は神々しさすら感じられました。
現時点での「キング・オブ・激坂」です。