最近計画を立てた柳瀬川のグッピー探しに行って来ました。
磯採集、サンショウウオ共に採集場所は明かさない事をモットーにしているのですが、グッピー自体が外来種と言う事と、すでに柳瀬川でググるとグッピーって言うワードが出て来てしまうほど既知の事実となっているのであえて公表した次第であります。
外来種に関しては駆除すれば良い的な思考をお持ちの方が多いと思いますが、いま日本で生息しているブラックバス等は100%日本生まれで、生まれたら日本だったのです。それを単純に駆除すれば良いなんて私には可哀そうで出来ません。全部人間の都合ですよ。食べられちゃうワカサギだって「人間め!バスを日本に持ち込みやがってふざけんな!」なんて思っていません。しらんけど。
めっちゃ話が脱線してすみません。
大和田・坂之下橋
橋から100m位の所に轟音を立てて流れる温排水があります。ここに自転車を停めます。ちょっと臭いです。
早速覗いてみると、グッピーの稚魚?頭が大きいのでグッピーっぽいです。親魚のトリオもいましたが、なんと網を忘れて来てしまいました。
そして、用意して作っておいたペットボトルのビンドウです。最近ウェブに作り方とかが出ていますが、私が22年前に無職になった時には暇つぶしに作って使っていました。
バス釣りで言うワッキーリグなんか私が36年前の中学生の頃にはすでに考えてやっていたので本来ならカッキーリグです。まじで(証人あり)。
また話が反れましたがグッピーだけにグッピーの餌を使いましたが、練りにくいので釣り用の練り餌を使う事をおすすめします。
こいつをドボンしてグッピーが入るのを待ちます。しかし、流れや波で翻弄されてしまいます。これではダメですね。
待っている間にスモールマウスバスでも釣れないかと思い、ゲイリーヤマモトのヤマタヌキをドリフトさせてみました。
2投目位でドーンと当たってフルフッキング。しかし、無駄に重いし飛ばないしスタミナあるし。噂のマルタウグイかな?
50cmくらいのコイでした。釣りを始めてすぐでしたが心が萎えてしまい納竿しました。
ユラユラと揺れるビンドウには何も入らなそうだったので、近くにある滝の城址公園でタイリクバラタナゴを探しに行きました。
多分アズマヒキガエルのオタマジャクジと筆者。
30分位待ってみましたが入ったのはスジエビ、メダカ、モツゴでした。
粘ればタナゴは採れるのか?ちょっと結果が不甲斐ないのでグッピーリベンジです。
近くのカインズで網を購入しました。こんなロードバイクに乗ってる奴見た事ないです(さらに50歳でれす)。
柳瀬川に戻りましたがさっきの場所のグッピー達は居なくなっていました。半分諦めながらも付近を捜索したら小さな群れを発見。磯採集と長年の観賞魚問屋で培った網捌きで辛うじてグッピーをゲット。
このワイルド感がたまりません。ここから綺麗なグッピーを選別し、掛け合わせて綺麗な個体や品種を作り出すのも面白そうですね。ちょっと飼育したい気持ちになりましたが、猫、サンショウウオ、カエルと世話が大変なので今回はリリースしました。
そして、帰りに初めての「ぜんや」さんを訪れました。
約30年前に元嫁とここを通った時に「ラーメン屋さんが出来たんだね。気になるね。」なんて話をしていたのですが、しばらくすると大行列が出来るお店になってしまい「あの時行っておけば良かったね。」なんて言いながら現在まで伺った事がありませんでした。
14時頃、20分程並んで店内へ。カウンター6席のみの小さなお店ですが、最近出来たばかりのような綺麗な店内でした。
一口スープを口へ運ぶと、一瞬ですが強くショウガの味を感じました。しかし、本当に一瞬だけだったので私の舌が狂っているのかも知れません。
正直に美味いです。奇を衒っている味ではなくてあくまでもオーソドックス。なんかガツンと脳天に鋭く響くような美味さでは無いのですが、しみじみとスープを味わって「ああ、美味しいなぁ」と思う塩ラーメンでした。
なんだかんだで自宅近所を20数km走って楽しむことが出来た1日でした。
すきっぷのブログを読んで頂き、ありがとうございました。