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荒川彩湖公園合同試乗会

すきっぷのブログを読んで頂き、ありがとうございます。

11月14日に近所の彩湖で試乗会があると言う事を前日に知って、当日のんびりとお昼頃に行って来ました。以前の試乗会ではグストを乗りに来ましたが、今回はチタンやクロモリの乗り味を知りたいと思いました。

インプレですが、走り出しの軽さや加速性能に関してはホイールでガラッと変わってしまうのがわかって来たので今回はしません。乗り味や乗り心地をメインに簡単な説明をさせて頂こうと思います。

試乗車一覧

1.BISYA BIS002

2.BISYA BIS001

3.MULLER MTi325

4.MULLER MSP

5.ASTER 767 DISC

6.DIZO M8


BISYA BIS002

まずは1番最初に声を掛けてくれた毘沙と言うブランドのBIS 002に試乗してみる事にしました。失礼ながら毘沙というブランドは試乗会当日まで知りませんでした。新潟県上越市に本社を置く日本のメーカーです。私の苗字が原因で謙信公の話から海の話まで長々と担当者の方と話しをしてしまいました。

このバイクは来年2021年7月に発売が予定されているプロトタイプです。東レT700カーボン製のフルカーボンで、適度なエアロ形状になっています。重量は若干重めですが丈夫に作られているそうです。コンポはクラリスの2×8速ですが乗ったことが無いので興味深いです。ブレーキは機械式のディスクブレーキで、試乗車はテクトロでしたがシマノ製になるとの事でした。この価格でフルカーボンディスクブレーキとは驚きです。

実際に乗ってみると走りが軽快でした。今回の試乗車は前輪がタイヤ込みで1200gでしたが、製品版は1700gになるとの事でした。

ホイールはDT SWISSのR470 dbで前後合計重量1800gのホイールで、タイヤはパナレーサークローザープラス700×25Cでした。重量の割にはキビキビと走る印象でした。

乗り心地は細かい振動を拾わない感じでなかなか良かったです。クラリスに関してはリアが8速なのでやっぱり1速ごとの飛びが大きく感じてしまいますが、個人的には許容範囲で通勤通学等の使用では大きな不満は無いんじゃないかと思いました。変速フィールも悪くありませんでした。

機械式ディスクブレーキに関しては効きが悪かったです。止まらないと言う訳では無いのですが、個人的には公道では時速20km以上は出したくないと思う効きでした。シマノ製になったらもっと効くのでしょうか?油圧式のディスクブレーキにするとコストが大幅にアップするそうなので悩ましい所ですが、初めてのロードバイクで止まれずに事故ったりしたら悲しいです。ここは発売までに改良して頂きたいと思いました。

ケーブルはこのように内装式です。

クラリスのチェーンリングにはチェーンガードが付いていました。


BISYA BIS001

現行で販売されているBIS001にも試乗してみました。5800系105搭載のフルカーボンフレームでこのお値段は驚きです。こちらはリムブレーキ仕様になります。BIS 002と比べるとトップチューブとリアの三角が違うのがわかります。

実際に乗ってみると走りはBIS 002と同じように軽快でした。履いていたホイールはVUELTA SPEED ONE XLR33と言うホイールで前後重量は1675g。完成車のホイールとしてはかなり軽量です。タイヤはケンダの23Cでした。乗り心地はBIS 002よりもゴツゴツを拾いますが足回りが原因かもしれません。乗り心地も悪くはありませんでした。体型的に私に合うのか個人的にしっくりと来るフレームでした。

上杉謙信と言えば毘沙門天。毘の字だけの方がカッコよかったかも?丸いマークは新潟県の県鳥トキと雪の結晶だそうです。ちなみに日本の国鳥はキジです。


MULLER MTi325

日本の金属バイクブランドミューラーのチタンフレームバイクMTi325に試乗しました。チタン製のバイクは初めてなのでどの様な乗り味か楽しみです。

このバイクも彩湖1周約6kmを走りました。ホイールは不明(すみません)でタイヤがパナレーサーレースDエボ4の23cでした。

現状で体感9kg位でしょうか?アルテグラのDi2で、電動シフトは2年前のプレミアムバイクインプレッション以来なので戸惑いました。乗り味に関しては個人的にはガチガチに硬く感じました。例えると戦車です。重いと言う意味ではありませんがメチャクチャに頑丈そうな走り心地でした。これはこれで新鮮な感覚で、ダイレクトな反応が好きな方には良いのかも知れません。

メッキ処理が施されているそうでピカピカです。チタンの加工は大変そうですがケーブル内装です。基本チタンは錆びないそうなので長く乗る事が出来そうです。


MULLER MSP

こちらはクロモリのMSPです。ホイールがカンパのシャマルミレ、タイヤがパナレーサーレースAエボ3の28cでした。重量は体感で9.5kg位でしょうか?

28cタイヤの恩恵もあるのでしょうがチタンのMTi325よりもカドの取れた優しい乗り心地でした。フレーム自体は硬くも柔らかくもなくと言った印象をうけました。トップチューブとダウンチューブが太めに作られている為か、柔らかさは感じるのですがアルミフレームに似た乗り味だと思いました。

シャマルミレの軽快な走りも手伝っているのか乗ってすぐに「気持ち良いな」とつぶやいてしまいました。

トップチューブはねじれが入っています。ねじりながら伸ばす事によって振動吸収性が上がるそうです。

誇らしげなメイドインジャパンのシール。本日2番目に気に入ったバイクでした。


ASTER 767 DISC

アスターは2008年に台湾で生まれたスポーツバイクブランドだそうです。

ハンドル周りもケーブルが内装されたエアロバイクです。コンポはアルテグラのディスクブレーキ仕様、ホイールの重量は不明、タイヤはコンチネンタルウルトラスポーツ23cでした。試乗車は体感重量で7kg後半位に感じました。

ひざ痛発生中の貧脚なのでエアロ効果云々は語れませんが、デザイン、走り、しっとりとした乗り心地が気に入りました。オリジナルサドルの座り心地が良かったのも乗り心地の良さにつながっているかもしれません。エアロロードバイクも欲しくなってしまうと思う1台でした。本日1番のお気に入りです。


DIZO M8

最後に試乗したのが台湾高雄で生まれたカーボンロードバイクブランドです。今回は東レT1100で作られたフラッグシップモデルのM8に試乗をしました。

コンポはアルテグラ、ホイールは不明、タイヤはコンチネンタルウルトラスポーツ25cでした。体感重量で7kg位に感じました。

走りは軽快で剛性が高いのを感じます。路面のゴツゴツは感じますが悪い乗り心地ではなく、路面の状況が良く伝わって来る乗り味です。乗った感じレーシーな印象を受けました。ヒルクライムも得意でしょう。

UCI認定のフレームです。


以上が試乗させて頂いた6台になります。トマジーニ、カラミータに乗ってみたかったのですが中止になってしまったのか当日の会場では試乗車が見つかりませんでした。ひざ痛であまり強く踏めなかったのですが良い経験をさせて頂きました。

余談になりますが、プロロゴのサドルKAPPA EVOの座り心地の良さに感銘をうけました。今度はプロロゴのサドルを買ってみようかな?

色々なサドルも試せるので試乗会って良いですね。

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