自転車通勤用にしているCAAD OPTIMOには空気入れをシートステーに取り付けてあります。パンク神が降り立った時はたいへん役に立ちました。
そして週末ライド用のBHウルトラライトにはCO2インフレーターを1本だけ積んでいます。CO2インフレーターを持っている時にパンクをしたことが無いので、今まで使う機会がありませんでした。
しかし、いざという時にこれだけだと不安です。かと言ってパンクするか分からないのにボンベを複数持って行くのも嫌です。
それとCO2インフレーターは通勤用に使ったほうが、パンクした際の時間短縮になるだろうと思いました。週末ライドは基本的に時間には追われませんからね。
と言う事でBHウルトラライト用の空気入れを探す事にしました。持っていれば何度でも使えて、パンクをして困っている人を助ける事も出来ます。
まず気になったのが上のエアボーン。長さ99mm。重さ59g。最大7気圧までとなっています。
おそらくは最小クラスの携帯空気入れになるのではないでしょうか?ただしレビューを見ると沢山ポンピングをしないとなかなか空気が入らないみたいですね。コンパクトさゆえの欠点ではありますが、このポンプの最大?の武器はそのコンパクトさでしょう。実際に7気圧入れられるとは思えませんが(すごい根性があれば可能なのかも?)、荷物は小さくて軽いほうが良いのはサイクリングも登山も一緒です。
その次に気になったのが上のランドキャスト。長さ200mm。重さ100g。最大300psiなので計算上は約21気圧かな?ちょっと眉唾です。
エアボーンの約倍の長さ、重さになりますが、最大の特徴はデュアルチャンバー方式。つまり押す時も、引く時も空気が入る事です。この製品には限りませんが、この方式を考えた人は天才です。レビューを見ると「驚きの軽さで空気を入れられる」と言ったコメントが多数を占めています。
非常に魅力的なのですが…。
サクラっぽいのw(当社比)。
※実際に使用していないのでこの製品を批判している訳ではありません。
そして今回購入したのはこちら。GIYO(ジーヨ)GP-61Sです。台湾のメーカーです。何故かカエルやクワガタのパッケージ(好き)です。ここの製品を購入するのは2度目になります。
購入の決め手は過去のクロスバイク用の携帯ポンプとしてこの会社の製品を使っていて安心感がある事。フレームには取り付けたくないのでツールケースに収まる大きさである事が主な理由です。あと、アマゾンのレビューで「ポンピングが軽い」と言う人がいたのでここにも期待をしました。
ゼファールのツールケースに収まります。長さは206mmです。
重さは122gでした。このポンプは米式、仏式バルブ対応ですが、キャップの中のゴムパッキンをひっくり返して切り替えます。日本語説明書は付いていなかったので注意が必要です。
今まで使用していたトピーク ミニロケット iグロウとGIYO(ジーヨ)GP-61Sを使って実際に空気を入れてみて性能の比較をしてみました。下は私も間接的にお世話になっているワールドサイクルさんの動画です。この空気入れは光るんです。
トピーク ミニロケット iグロウは67g。ボタン電池CR-2032(2個)の重さも含みます。
タイヤはコンチネンタル グランプリ5000。チューブはタイオガ ウルトラライトインナーチューブです。空気を抜いてからそれぞれを使用してみます。
ポンピング0回~
スカスカでほとんど抵抗なくポンピングする事が出来ます。
ポンピング30回
(。´・ω・)ん?なんか少しだけ抵抗を感じて来ました。
ポンピング100回
とは言えまだまだ軽いです。空気圧を測ってみると150kpa=1.5bar=21psiでした。
ポンピング150回
少しポンピングが重いと感じるようになって来ました。
ポンピング200回
徐々に重さが増して来ました。220kpa=2.0bar=31psiでした。
ポンピング250回
はい、もう完全に重いと言って良い重さになりました。
ポンピング300回
ここから先はただただ重いです。360kpa=3.6bar=52psiでした。
ポンピング400回
段差で気を付ければ乗れそうな固さになっています。440kpa=4.4bar=63psiでした。
ポンピング460回
急にもう一段重くなりました。女性では厳しいかも?
ポンピング500回
変わらず激重です。520kpa=5.3bar=75psiでした。
ポンピング600回
もうこの辺で止めておきます。ポンプが熱くなって来ました。
600kpa=6.1bar=87psiでした。

ポンピング0回~
スカスカでほとんど抵抗なくポンピングする事が出来ます。
トピークと同じく抵抗を感じ始めました。
ポンピング80回
あれ?もう重いと感じるようになりました。
ポンピング100回
400kpa=4.0bar=58psiでした。
ポンピング170回
どのくらい入っているのか不安になり計測。580kpa=5.9bar=84psiでした。
ポンピング200回
もうクソ重いと言って差し支えない重さです。女性では厳しいかも知れません。
640kpa=6.5bar=92psiでした。
ポンピング250回
疲れるのでこの辺で終了。740kpa=7.5bar=107psiでした。
トピーク ミニロケット iグロウは小さいのでポンピングの回数は増えます。そこはまあ仕方のない所ですね。600回で約6気圧入りますので緊急時に使用するには十分な性能ではないでしょうか。リアライトにもなる所が魅力です。
GIYO(ジーヨ)GP-61Sは取っ手があんなに伸びるとは思いませんでした。ポンピングの回数が増えるとそれなりに重くなるので特別に軽いとは思えませんでした。しかしトピークの半分以下の回数で高圧に入れられることがわかりました。根性で300回位ポンピングをすれば8気圧位入れられそうです。
コメント
お久しぶりです。
眉唾、サクラっぽいLANDCASTですが、お勧めです。
3年前にAmazonで購入。1年半前に再購入。
通勤車の緑のCAAD OPTIMOに黒色
趣味乗りの黒のピナレロGAN-RSにシルバー
載せ替えを忘れるので1台に1本付けてます。
圧を高めても押す引くとも楽です。
次回、買うなら是非検討してみて下さい。
お久しぶりです。
いつも楽しく拝読させて頂いてます。
LANDCASTですが、良いですよ。
トピークからも同じシステムで3月より発売されてますが、LANDCASTと値段を比べると高いです。300回以上ポンピングしても重たくなりません。次回、ポンプを購入する機会が有れば、是非試してみてください。
私は通勤用になったoptimo用に黒色、趣味乗りのGAN-RSにはシルバーのを持ってます。買い足した理由はバイクに付け替えるのが面倒なのと、楽にポンピングができる!
よーもーさんお久しぶりです。LANDCAST良いんですか。最近アマゾンでの買い物は悪い評価を見て判断する事が多くなっています。今度何か注文する時に買ってみます。情報ありがとうございました。