さて、今年2回目の磯採集に行って来ました。今日は採集家仲間、総勢5人での採集となりました。集合場所に行くと親分師匠が出勤前なのに待っていてくれました。昨年から自転車ばかりで磯採集を疎かにしていてすみません。採集仲間のラインで「今日は160km走った!」とか書き込んでいますが皆さん華麗に既読スルーしてくれます。
前回は小学4年生の娘と一緒だったので満足に泳げませんでしたが、本日は前回よりも深い場所なので縦横無尽に泳ぐことが出来ます。1本目から頭の中は「ソメワケ、ウズマキ」で一杯ですが関東の海では1回も目にした事のない魚、そんなに簡単には見つかりません。
今日はシラコダイがやたらと多く、ナミチョウよりも多いくらいです。とりあえず1匹だけキープをしてトゲやナミを相手にリハビリ採集を行ないます。しばらくして小さめのツノダシを見つけたのですが、頭を下げると同時にダッシュで大岩の裏に逃げていく姿を見て早々と諦めました。相当に虐められている個体です。
先に進むとニジハギ2匹が泳いでいたので1匹に的を絞って浅瀬に誘導。退路を断って網にズドーン。これが気持ち良いんです。私はこの気持ちを表現する時に「釣りで魚の当りを感じて合わせる瞬間の気持ち」と表現しています。
和名は「ニジハギ」ですが英名は「Clown tang」です。ピエロと言う意味ですが、大食漢で荒くれ者です。
そんな感じで水深3m位までを中心にリハビリを行ないました。
上がると皆さんが「アブラだナメラだキンチャクだ」と言っているのですが、私はヤッコ類を1匹も見ていませんでした。2本目はヤッコをメインに探す事にしました。仲間が話題のヒョウモンダコを水揚げしました。
どこが頭でどれが脚か判るようになれば一人前です(何のだ?)。
そして2本目、海に入って水深2m位の所でキンチャクダイベビーを発見。
ちっちゃw
闇雲に潜って「ソメワケ、ウズマキ」を探しますが青いソラスズメばかり。しかし、ふと水深3m位のスリットにアブラヤッコを発見しました。アタックしますが良い穴に入るんですよね。追い出し棒を押し込んでも出て来ません。しばらくは同じ穴に逃げ込むアブラと格闘しましたが、この穴から離さないと採れません。ウズマキを探すつもりで辺りを散策して戻りますが、なかなか離れてくれません。20分位経過して諦めかけた頃、ようやく穴から離れたので垂直降下。水深4m程の新しい穴に逃げ込みました。追い出し棒で突くと勢い良く飛出して来ました。
゚+。:.゚(*゚Д゚*)キタコレ゚.:。+゚
右手で網に追い込むプラス水流で押し込む「仰ぎ追い」で強引に御用となりました。
「Keyhole angelfish」鍵穴天使魚=油奴です。和名がなぜアブラなのかは知りません。
2本目はこれだけ。
3本目は上げ潮で濁ってしまい視界不良に。噂のクマノミのペアを観察しました(繁殖して欲しいのでアタックはしない)。特別良い魚が見つからず、仕方なしにミゾレチョウを御用。
本日はリハビリとしては良い結果でした。息はあまり持ちませんでしたが魚を採る感覚はあまり鈍っていなさそうでした(当社比)。欲しい魚はいるので予算の続く限り自転車と両立したいと思います。
欲しい魚は熱帯魚屋さんで買った方が早くて安く済むのですが、自分で採集した魚だけを飼うスタイルを貫いております。
コメント
知らない魚ばっかり。チャリ、野鳥観察、磯採集等多趣味でみんな卒なくこなし、知識が豊富だから凄いなぁ
ちょうど久しぶりに釣りの師匠からも連絡あったから、自分は今月一回位は海釣り一緒に行ってくるかな⁉️
って気分になりました
さっきのコメントに名前いれるの忘れた
もしかしたら知っている方かな?と思いましたがkazuさんでしたか。海はジギングをやりたいのですがお金も道具もありません(泣)
kazuさんで残念でした(笑) 釣り道具ならいくらでも貸すんで問題ありません。しかもルアーなんてDAISOの100円ジグで充分です、マジで(苦笑)