さっき近所で事故を起こしました

一週間前に不注意で単独落車をして股間を強打し、ホイールの振れ取りをしたばかりなのに、本日の自転車通勤帰路で自転車相手の事故を起こしました。

事故発生時の状況は2019年5月27日19時45分頃。場所は練馬区、自宅近くの交差点（裏道）です。

トランプ大統領来日の影響か？首都高八重洲線で渋滞にハマり、いつもより遅い帰宅時間になってしまいました。こちらが優先道路で後ろからエルグランドが来ていました。速度を落としたのに抜いてくれない。気を使って逆に速度を上げた所でした。

交差点でいきなり私のライトに照らされた自転車が現れました。急ブレーキをかけましたがタイヤロックをしたまま相手自転車の後輪に突っ込みました。私は宙を舞ってどう回転したのか分かりませんが、左半身を下にして落下しました。痛くてしばらく呻いていましたが、すぐに2人の方が心配して駆けつけてくれて、痛みは気にならなくなりました。

とにかく私の記憶に残るのは、突然ライトに照らされて視界に現れた自転車です。対向車を気にして低めの照射をしていたのも災いしたようです。突然ライトに照らされて現れた自転車。速度、タイミング的に体重移動もハンドルも切ることが出来ない。

この時、私が後輪に突っ込んだ事でいくらかの引け目を感じていました。正直に言いますと黒い服を着た子供が飛び出しても止まれる速度ではありませんでした。相手は私と同じおじさんでしたが自転車乗りを趣味とする者として、安全に対する私の自覚が足りなかったと即座に反省する気持ちがありました。もしもタイミングがずれて私の横っ腹に突っ込まれたらお互い大怪我をする所だったのかも知れません。

私が痛みから復活すると相手は私の元に来るわけでもなく、自分の自転車を気にしていました。今考えると癪に障りますが、いきなり突っ込まれた被害者と言う意識だったのでしょう。私から「お怪我はありませんか？」と聞くと「体は大丈夫ですが自転車が…」との返事。泥除けの支柱が曲がっていただけだったので私が引っ張って直しました。

どうも逆に難癖つけてきそうな雰囲気も感じたので「ライト点いていませんでしたよね？」と私が確認をしました。いくらなんでもライトが点いていたら早めに気が付いた筈です。すると相手は「点けていましたよ」と言った後、自転車を前後に動かしながら「あれ？壊れていたのかな？」と言って事実上の無灯火を認めました。

さらに私が「自転車保険に入っているので警察呼びますか？」と相談すると「いや、いいです。大丈夫です」との返事でした。向こうも私の自転車を心配してくれましたが、私も面倒が嫌いですし自転車は自分でなんとか出来そう。その場で「お互い気をつけましょうね」と私が声を掛けて解散しました。

私の怪我は左ひじに小さなすり傷が2か所。左肋骨が少し痛みますが呼吸は出来ます。本日は家にスマホを忘れて出勤してしまったので帰ってから撮影をしました。少しシートが破れましたが、チェーンが落ちたのとハンドルが曲がっただけでした。即座に修正をしました。

しかし、シャワーを浴びて仕事の汗を流すと肋骨が痛みます。明日の朝、深呼吸をして痛みが強ければ骨が折れているかもしれません。現状は打撲だけだと思っています。

今回の事故は、相手の無灯火は確実に悪いのですが、私の認識不足が招いた事故でもあります。夜勤もありますし、日々の自転車通勤で「逆走無灯火」や「飛び出し」相手で怖い思いを何度もしております。自転車を趣味とする者が正論で正義を振りかざしても、残念ながら世間一般的には自転車は無免許で乗る事の出来る軽車両です。そんなに真剣に考えて走っていません。後遺症に繋がるような事故じゃなくて良かったです。

私は今後、より一層気をつけて走るつもりです。事故はいつどこで起きるかわかりません。皆様の安全もお祈りしたいと思います。