私の住んでいる大泉学園には「白子川」と言う、言い方は悪いかもしれませんが「ドブ川」が流れています。私が幼少の頃は「白子川って日本一汚い川なんだって」と、子供うちで良く話題に上がっていました。
都内で一番汚染が酷かったと言う事は、日本一汚いと言うのもあながち間違いでは無かったのかも知れませんね。
そんな白子川ですが、鉄板の味気ないドブ川に砂利が敷かれて何年が経過したでしょうか?水は澄んで異臭もしなくなりました。2年ほど前には「カワセミ」がいるのを見掛けた事がありましたが、何かの間違いで迷い込んだのだろうと思っていました。それが先日、仕事が早く終わり徒歩で通りかかると小魚が沢山泳いでいるのが目に入りました。
なぜか縦の画面になってしまいました。すみません。撮影時間は短いですが、画面中央辺りで小魚が動いているのがお分かり頂けると思います。日付を変えて先日、娘と白子川魚類生態調査を行なって来ました。
捕獲方法は釣り。エサは魚肉ソーセージとパン。パンは出来ればうどんが良かったのですが、うどんの玉が売り切れでした。早速娘に釣らせるとバンバンつれました。
事前の私の予想ではオイカワ(ヤマベ)じゃないかと思っていたのですが、小魚の正体はアブラハヤでした。
いくらでも釣れますが全てアブラハヤでした。しかし、12cm位の大きめの魚が泳いでいたのですが、そいつらは賢くてエサを口にしませんでした。アブラハヤにしては大きいので別の種類かも知れません。1時間ほどで娘も飽きてしまい調査を終了しました。
またまた日付を変えて昨日の通勤時に、白子川の源流と言われる「大泉井頭緑地」に寄ってみました。
同じ練馬区内でも私が釣りをした場所とは水量がずいぶんと違います。
まだ薄暗い早朝だったので画像がボケていてすみません。ミスばっかり。川を大きく覆っている場所が数ヵ所ありました。
ご近所の方々だと思われますが白子川を守っておられます。
立派な「マルバヤナギ」。葉の形状を見ると名前の通り丸っこくてヤナギには見えません。私のヤナギのイメージはしだれていて幽霊が似合います。
どうやらココが源流のようです。「大泉」の地名の由来場所だそうです。残念ながら目視出来るほどの湧水量ではありませんでした。
ココから先は西東京市まで続いているようで、新川と名前を変えます。しかし、目視できる水量はゼロでした。
本文とは関係ありませんが、その後「三鷹の森ジブリ美術館」に立ち寄りました。自転車通勤の醍醐味ですが、あまりあちこちに立ち寄ると遅刻をしてしまいそうになります。
コメント
初めまして。
大泉町の住民です。
興味深い内容だったので拝見しました。
やはりこの場所でしたか。私も以前、小魚が列をなして泳いでいるのを
目撃しました。
また子供のころから白子川に近いところで生活しておりましたが
たしかに仰るように、私が小学生の頃も東京で一番汚い川というイメージが
ありましたので、小魚が泳いでいるのを初めて見たときはびっくりしました。
まあ小魚はアブラハヤということですが、それでも私にしたら嬉しい話です。
ぶんぶくちゃがまさん。当ブログをご閲覧頂きありがとうございます。地元の方からコメントを頂けてとても嬉しいです。ドブ川が魚が住みカワセミやセキレイ、カモ等が訪れる川に変化した事は素直に嬉しいですね。その一方で外環の工事で公園が潰されてクワガタがほぼ絶滅と言う状況にあります。LIVIN OZが出来る前は農家の倒木でクワガタが繁殖していました。私は自然を残したい派です。外環工事後は公園を造ってクヌギ、コナラ等の広葉樹を植えて欲しいです。回復には時間がかかりますけどね。長文になってしまい失礼しました。