SPDシューズで全く不満がないものの、SPD-SLの性能を体感してみたくて書いた記事が以下になります。
今回は、この間の休日に150km走ってみた現時点での感想を書いてみたいと思います。
まず、SPD-SLペダルの固定強度を下から3個目にしてシューズをはめて通勤してみました。何度かはめ外しを繰り返しましたが、皆さんのように「ばちこーん!」と気持ちの良い音が出ません。ほぼ無音です。工具を置いてきたので帰宅をしてから固定強度を上げてみると「ばちこーん!」と気持ちの良い音が出るようになりました。
これはガーミンの電子音と同じ?(持っていないので想像ですが)、なんか「ロードバイクで走るぞ!」と気合が入る音ですね。テンションを上げる効果がありますね。SPDの場合だと「ぱちっ!」っと小さく音がなるだけなので、テンションは上がりません。
はめ外しに関してですが、まずははめる方です。SPDペダルの方も片面なのですが、はめやすさはSPDの方が良かったです。SPD-SLは足で探って「ここではまるっしょ」と思い切り踏み込んで、すべって何回かバランスを崩してしまいました。外す方は固定力を調整出来るので、SPDと変わりありませんが、SPD-SLの方が変な引っ掛かりが無いように感じました。
よく言われる「面と点」ですが、あくまで素人の私の感覚ですと、そこまでこだわらなくても良いんじゃないかな?と言った感想です。たわんだら戻る力が働くはずですし、この辺はフィーリングじゃないでしょうか?強い人はどっちで回しても踏んでも早いと思います。
SPD-SLの場合は確かに人馬一体と言うか、ロードバイクと一体になっている感じがしました。これを気持ちよく捉えるかどうかじゃないかと思いました。
初心者なので黄色のクリートを購入したのですが、ぐらぐらです。これは失敗、SPDの時よりも遊びがあります。下手なのは承知していますが、ダンシング時に踵がクランクにこすれてしまうほどぐらつきます。もうひとつ上か「かっちかち」にしておけば良かったと思いました。
どのような力が作用しているのか説明は出来ませんが、ダンシングのリズムが取りやすくなった感じがします。いつもよりテンポよく踏むことができました。
軽量化された恩恵は、初見のルートだったからか?、私が鈍いのか?あまり分かりませんでした。過去に走ったルートをなぞってみないと比較は出来ないかもしれません。
150kmしか走っていないのにまとめちゃって良いのか分かりませんが、まとめさせて頂きます。
SPDのメリット
- 歩きやすい。
- 激坂や山で転びにくくなる。
- 消耗品のクリートが削れにくい。
SPD-SLのメリット
- 「ばちこーん!」でやる気が出る。
- 人馬一体の感覚でやる気が出る。
- なぜかダンシングでリズムが取りやすい。
と、勝手に素人判断をさせて頂きました。私の場合はSPDで軽量化を目指すのが正解のような気がしますが、しばらくは「ばちこーん!」で気持ち良く走ってみたいと思います。