昨日のライドで、自宅から出発してちょうど5km付近で対向車に当て逃げされました。
現場は裏道のカーブで、普通車がギリギリすれ違える位の道幅でした。私からは左カーブ、対向車からは右カーブでした。ちょっとした小川に掛かる橋の部分で、見通しが悪いわけではありません。私は対向車を認識していて、時速15km程に落としていました。対向車は時速20km位でしょうか?特別に飛ばしていたと言う感じではありませんでした。私は可能な限り左側に寄って通り過ぎようとしましたが、避けてくれると思っていた対向車は私をガードレールに挟むように寄って来ました。私はこれ以上左に寄ることが出来ず「ハンドルまだ切るの?うそだろ!」と思った瞬間に対向車の右ミラーが私の右腕に当たりました。
すれ違った対向車のミラーは倒れ、私自身には当たった感触だけが残り、痛みはありません。振り返ると対向車はノロノロと徐行するような感じで走り続けていました。当たった認識はしているようなのですが、止まる気配が感じられなかったので「おい!」と声を出すと、一瞬ブレーキランプがついて停止しました。が、しかしすぐに走り出しました。
おそらく3年以上前の自分だったら、追いつけるかどうかは別として目を真っ赤に光らせて、舌をぶらんぶらんさせながら、猛ダッシュでおいかけていたとは思いますが、最近は老化スイッチが押されてしまったせいか、
腐っている人間と関りたくない(時間のムダ)
と言う気持ちが大きくて、ナンバーも一瞬覚えましたが行かせてしまいました。自分の怒りを晴らすことも大事な事かもしれませんが、このような非常識な輩に時間を奪われるのが非常に嫌だと思うようになりました。世直しのために警察を呼ぶ事も出来ますが、そうすると何時間奪われてしまうかわかりません。私は純粋に自転車に乗りたいのであって、世直しのためや、腐った人を更生させるために自転車に乗っている訳ではありません。
と、言う事でリリースしてあげました。
まあ、当てた本人は逃げたわけで、その後に警察に通報されていないか?とビクビクして過ごされている事でしょうwww
私としてはケガも無く、自転車も無事だったので全く問題は無いのですが、あと5~10cmハンドルを切られていたら状況は変わり、どうなっていたかわかりません。たった一言の謝罪が欲しかっただけなのです。
ぶつけた相手がケガをしていないかも確認せずに走り去るのは、卑劣極まりないと思います。
すれ違いが困難な狭い道で自転車が待って自動車をゆずっても、挨拶をしないドライバーがほとんどです。相手が自動車なら絶対に挨拶をするはずです。同じ人間なんですけど不思議ですね。
しかし、横暴なドライバーが多いのは事実で、交通ルールも知らない(もしくは守らない)悪質な自転車乗りが多いのも事実です。路上は戦場じゃないのですから、お互いルールを守りながら、思いやりをもって道路を利用して行ければ良いなと思います。