海水魚を飼育するには、当然ながら水槽が必要になります。今回は水槽について簡単な説明をさせて頂きたいと思います。
ガラス水槽のメリット
- 傷が付きにくい
- 変形しない
- 比較的に安価
ガラス水槽のデメリット
- 割れる
- 重い
- 水族館でも使用される事が多く、透明度が高い
- ガラス水槽と比べると軽い
- 割れにくい
アクリル水槽のデメリット
- 傷が付きやすい
- 長く使用していると水圧で変形する事がある
- ガラス水槽と比べると高価になりやすい
近年は手軽に設置する事が出来る小型水槽の人気が高くなっています。しかし、小型水槽では収容できる魚の数が少なくなってしまうので、たくさんの魚を飼育することは難しくなります。また、小型の種類の魚しか飼育をする事が出来なくなってしまいます。使用する人工海水の量が少なくて済むメリットもありますが、水槽が大きければ魚が成長して大きく育っても安心です。
「大は小を兼ねる」と言うことわざがありますが、設置スペースが確保出来るのならば、出来るだけ大きな水槽で飼育をする事をお勧めさせて頂きます。
小さい水槽は水量が少ないので、変化が早く現われます。水温の変化や水質の悪化も早くなりやすいです。小さい水槽のメリットは、使用する人工海水が少なくてすむ事と、設置スペースが確保しやすい事だと思います。しかし、命ある生物を飼育するのであれば、大きな水槽の方が良いと言う事は、理解して頂けると思います。小さな水槽を設置するのは人間側の都合である場合が多いと思われます。
ガラス水槽の場合ですが、1200×450×450mm(H)までの規格の水槽を、それなりの価格で購入する事が出来ます。これ以上のサイズの水槽になると、基本的には特注となり、価格は跳ね上がります。水槽の見栄えを考えると、奥行き、高さは重要です。開放感と言いますか、迫力のある水槽になります。このあたりは予算との都合になるとは思いますが、大きな水槽を設置する場合は、床の補強工事をしなければならなくなってしまう事もあります。
水槽に関しては、こんな感じになります。なにか他に思いつく事があれば、追記して行きたいと思います。