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あの虫の正体はメマトイだった~ヒルクライマー要注意です!!

私が埼玉のラルプ・デュエズに挑戦した時に、私の登坂をゴールまで邪魔をした昆虫の話しをしたいと思います。実はこの昆虫ですが、少々危険を伴う昆虫だったのです。

こんばんは、すきっぷです。 仕事が忙しくて(←収入には影響無しw)更新がままなりません。 ...

この昆虫は小さなハエのような姿をしていて、森の中や川沿いでよく見かけます。目の周りをしつこく飛び回られた経験がある方も多いと思います。埼玉のラルプ・デュエズ挑戦では、全く余裕が無いのにしつこく邪魔をされて本当に迷惑な思いをしました。

記事には書きませんでしたが、前回の「名郷隠れ四急坂」のひとつ、「鳥首峠入口」の登坂時にも現われ、邪魔をされました。

「出たな。ラルプ虫!」

なんて、勝手に名前をつけて追い払いましたが、そもそも名前があるのかも分からなかったので調べてみました。

この昆虫はショウジョウバエ科とヒゲブトコバエ科のメマトイと呼ばれている体長2~4mm程度のハエの仲間になります。日本には十種類以上生息しているようです。

オスのメマトイが動物の目に集まって来るそうですが、その理由は良く分かっていません。「動物の涙に含まれるたんぱく質を舐めて摂取するため」とか、「涙に含まれる成分にメスが出すフェロモンに似ている成分が含まれているため」などの説が有力ですが、「カメラのレンズなど、つやつやした物にも寄って来る」という情報もあります。

ほとんどの種類のメマトイは害が無いようなのですが、その中でもオオマダラメマトイ、マダラメマトイ、カッパメマトイは東洋眼虫という線虫(寄生虫)を媒介すると言われています。日本では西日本、特に九州での人体寄生例が多いそうです。

東洋眼虫は人、犬、タヌキ、キツネ、猫等を終宿主として目の中に寄生します。寄生されると人間の場合は結膜炎や視野不良を引き起こし、駆除するためには局所麻酔をして取り出さなくてはなりません。他の人に見てもらうと、目玉の中を蠢く東洋眼虫を見つけられるそうです。

東洋眼虫で画像検索をすると、寄生されている眼球の画像が大量に見つかると思いますが、気持ちが悪いのであまりオススメはしません。

対策ですが、メントール成分等を嫌うようで、Fly High Fisherさんのメマトイ対策委員会で撃退方法がまとめられています。この実験に参加してみるのも面白いかもしれません。

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