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激安サイコン Lixada BICYCLE COMPUTERを使ってみた感想

激坂を登ると景色が白くなっていく私ですが、その時の心拍数がとても気になります。年齢も決して若くはないので、心臓にどの位の負担が掛かっているのか知りたいと、いつも思っていました。

ガーミンが欲しいのですが、今年は娘の高校入学があり、何かと出費がかさんでしばらくは買えそうにありません。スマホアプリ「ランタスティック」を使用しているのですが、私の場合、心拍計、ケイデンスセンサーを認識してくれず、無駄な買い物をしてしまいました。

しばらくは我慢していたのですが、どうしても心拍数が知りいと思ってアマゾンで調べていたら、とんでもなく安いサイクルコンピューターを見つけました。私が購入した時点の価格は2899円でした(価格は変動する可能性があります)。これだったら私でも買うことが出来ます。「安物買いの銭失い」は嫌ですが、ガーミンを購入するまでの繋ぎとして購入してみたら、思ったより使える物でしたのでインプレを書かせて頂きます。

外装はこんな感じで届きました。

内容物一式です。これで購入時の価格が2899円。きちんと使えたらかなりお得な製品です。

チェーンステーにスピードセンサー(右側)とケイデンスセンサー(左側)を取り付けます。スポークには付属のマグネットは使用しないで、ダイソーで購入したネオジム磁石に自己癒着をするブチルゴムテープを使って取り付けています。

この磁石の方が強力なので、センサーが読み取らない事を防止するとともに、見た目もすっきりすると思います。

ちなみに付属の磁石が上の画像になります。左がスピード用、右がケイデンス用です。

ケイデンスセンサー用の磁石はペダル軸の裏に、ネオジム磁石をそのままくっつけました。

ケイデンスセンサーとの距離を縮めるため、ネオジム磁石2個を重ねてくっつけています。

これで160kmほど走っていますが、磁石が強力なので外れる気配はありません。付属の磁石を使用する場合はインシュロックタイ2本を使ってクランクに固定します。

ケイデンスセンサーと磁石の間隔は、こんな感じになりました。

ハートレートモニターです。胸に装着するタイプになります。こちらが表側です。

こちらが裏側です。この面を胸に密着させます。電池はこちらから交換をする事が出来ます。センサー、本体を含めて使用する電池は全てCR-2032になります。試用の電池が最初から各機器にセットされていますが、いつ切れてしまうかわからないので、予備の電池は用意しておいた方が良さそうです。

試しに装着してみると、心拍を拾いませんでした。アマゾンのレビューで「センサーを水で濡らすと反応する」との書き込みがあったので、その通りにしてみると、正常に作動しました。濡らす部分は上の画像の波打っている部分になります。左右にあるので両方とも水で濡らしました。正常に作動した後は、ライド中もずっと作動し続けました。

※2018年7月13日追記

先週のライドの最後の方、140kmを走った辺りで心拍計をサイコンが認識しなくなりました。どうやら汗が心拍計に入り込んでしまったようです。電池のフタはパッキンが付いているので、本体の張り合わせ部分の隙間から、汗が侵入してしまったのかも知れません。電池を取り外して「無水エタノール」をドボドボ流しこんでシェイクして、3日間乾燥させてみたら無事に直りました。汗をかく時期に使用する時は、本体部分をサランラップで巻くなどの処置が必要かも知れません。

本体の方ですが、視線と直角に液晶画面を見るように取り付けると表示が薄くなってしまうので、前倒し気味に取り付けました。

商品の説明

特徴:
3-in-1サイクリングコンピューター:自転車、ケイデンスと心拍数モード。

バイクルモード:
OSO:サイクルA/Bの累積距離。
TOT:サイクルA+サイクルB累積距離。
DST:サイクルAの累積距離、サイクルBの累積距離
平均/最大速度;
スピードテンデンシー&スピードコンパレータ;
時計、走行時間、温度、消費カロリーや消費脂肪;
スキャン機能;
ケイデンスモード:現在/平均/最大ケイデンス;
スキャン機能;
ハートレートモード:現在/平均/最大/最小心拍数;
心拍数ゾーン&心拍数ゾーンアラート;
スキャン機能;

仕様:
カラー:シルバー/ブラック(オプション)
材質:ABS
パワー:3 * CR2032電池
コンピュータの寸法:6.6 * 4.7 * 2cm / 2.6 * 1.9 * 0.8in
液晶画面サイズ:3.5 * 4cm / 1.4 * 1.6in
コンピュータの重量:42g / 1.48oz
チェストストラップ重量:40g / 1.43oz
パッケージサイズ:15.2 * 14 * 4cm / 5.98 * 5.51 * 1.57in
パッケージの重量:192g / 6.8oz

パッケージリスト:
1 *自転車コンピューター
1 *センサー
1 *チェストストラップ
1※ブラケット
1 *磁気ネジ
8 *ケーブルタイ
1 *ユーザーズマニュアル(英語)

(amazonの商品ページより引用)

実際に使用した感想

私の場合、使用前に心拍センサーを濡らす作業以外は、大きな不満はありません。ただし、各センサーから本体が受信、表示をするまで、3秒ほどのタイムラグがあります。私の場合はそれ程気になりませんが、人によっては気になる部分かもしれません。本体のボタンの作りはチープですが、価格を考えたら仕方のない部分でしょう。

スピードは当たり前ですが普通に計測が出来ております。ケイデンスは実際に計測してみて自分が楽に回せる回転数がわかった事が良かったです。感覚で走っているので、現状のライドだとあまり見ない部分になります。

心拍数ですが、これが一番大事な部分になります。年齢による計算式で最大心拍数をはじき出すと175でしたが、「堂西の激坂」では185、「子の権現」では181、を計測しました。これにより坂を登りながら「もうちょっとペースを落とさないとバテそうだな」とか、「楽をしすぎているな」とか、数字で判断をしてペースをコントロール出来るようになった事がとても良かったです。また、ハートレート(心拍)センサーを胸に装着するのですが、私の場合思ったほど窮屈ではなく、ほとんど装着している事が気になりませんでした。

まだ使い始めて間が無いので、耐久性がわかりませんが、費用対効果は十分だと思います。長くなってしまうかもしれませんが、ガーミンを手に入れるまで、大切に使って行きたいと思います。

マニュアルが英語表記のため、最後に使用方法もお伝えしておきます。

設定方法を説明します。
設定は本体側面の緑ボタンの左右を押して行い、右押しで入力、左押しで設定です。
数値入力は1の単位から順に行い、次の位へは左押しで移動できます。

本体通電後画面
・C1 2124でタイヤ周長入力(2124部分を書き換え)後左押しで次へ
・C2は左押し4回で次へ
・SET KMは左押しで次へ
・SET AGEで年齢入力し左押しで次へ
・SET KGは左押し後体重を入力し左押しで次へ
・SET ZOONは(H 130L100)はとりあえず左6回押しで次へ
・SET CLKは左押し後、時間入力→左押し→分入力後左押しで次へ
・SERVICEはとりあえず左2回押しで次へ
・℃は左押し
以上で設定は終わりです。
もし数値入力で失敗したら一度電池を抜き、最初から設定をやり直してください。

使い方につきましてはBIKE、 CAD 、 HRM各モードを右押しで選択し、各機能は左を素早く押す事で選択出来ます。
あと、心拍計が反応しない場合はセンサーのラバー部分に少量の水を付けると機能します。

(amazonカスタマーレビューより引用)

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コメント

  1. tamachi より:

    はじめまして

    同じサイコンを使用しています
    以前、リセットや再設定も含めた取説モドキを作成しました
    よろしければ、御参考下さい

    http://tuhanjitensya.blog.fc2.com/blog-entry-224.html

    • skipjack より:

      tamachiさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
      ブログを拝見させて頂きましたが、とても細かい所まで良く調べられていますね。
      困ったときは参考にさせて頂きます!
      安くて良い物もあるんですね~。

  2. オイラモオプティモ より:

    いつも有益な情報ありがとう。とてもに参考になります。
    今回サイコン購入を考えていたのですが、すきっぷさんの丁寧な記事を読み、同じサイコンにする事に決めました。
    本当にありがとう。

    • すきっぷ より:

      オイラモオプティモさん、コメントありがとうございます。
      このようなコメントを頂いてとても嬉しく思っています。

      このサイコンはハートレートセンサーの防水加工が上手くできれば問題ないのですが、
      そこが問題でもあります。
      夏になってたくさん汗をかくようになってから、3回停止しました。
      その度にエタノールで洗って乾かし、復活させました。
      まだ記事に書いてはいないのですが、接着剤とブチルゴムのテープで防水加工をしました。
      価格が価格ですので、このあたりは我慢して工夫するしかないですね。
      コスパは優れているサイコンだと思います。

      • オイラモオプティモ より:

        了解しました。さらに有益な情報ありがとう。
        パーツのレビューから、そのパーツの弱点の対策方法まで教えて頂き幸いです。
        サイコン取付時には、対策をして使用したいと思います。

        すきっぷさんの実践ノウハウにてパーツがムダに消耗せず出費が抑えられに本当に感謝です。
        ありがとう。

  3. ロード初心者 より:

    始めまして、ロード初心者です。サイコンとは何か?検索するうちに分かったのが、ただのサイクルコンピューターの略でした。っでこちらの記事を読んでいるうちに急に欲しくなりまして。同じものを昨日注文してたぶん今日着くでしょう。当然こちらの記事を参考にさせて頂きますが非常に分かりやすく説明されていますので、これから発生するであろう悩みの種が3こほど減りました。(笑)

    • すきっぷ より:

      ロード初心者様はじめまして。コメントありがとうございます。私も1年経っていない初心者です。
      このサイコンは心拍計だけ水に弱いので工夫が必要ですが、価格を考えたら十分に使えると思いますよ。

  4. ラピー より:

    スピード用の磁石はどこにつけるのですか?

    • すきっぷ より:

      “スポークには付属のマグネットは使用しないで、ダイソーで購入したネオジム磁石に自己癒着をするブチルゴムテープを使って取り付けています。”

      この文章の上の画像のスポークに巻き付いているブチルゴムテープの中にダイソーで購入したネオジム磁石が入っております。