こんばんは、すきっぷです。
仕事が忙しくて(←収入には影響無しw)更新がままなりません。
白石峠を登った後に「埼玉のラルプ・デュエズ」、別名「根性坂」に挑んで参りました。
せっかく近くを通るので ”どんなものか?” 怖いもの見たさで立ち寄りました。登れる気は全くなしで、足を着いたら即降りて来ようと言う軽い気持ちで臨みます。
ウエルカムな入り口から、道路が見えなくなる辺りで斜度が上がっていきます。すでに低出力の省エネモードなのですが、ペダルの感覚で危険を察知して、ジグザグ省エネモードに切り替えます。事前の調べで後半は休むことが出来ない道幅になる事を知っていましたので、そこまで出来るだけ体力を温存します。
序盤は民家が数件建っている広い道を走ります。おじいさんが私のジグザグ走行をずっと見つめていました。
蛇行しながらゆるゆると登って行くと、いやらしいゴム板が現れました。
※ 下り方向の画像になります。
斜度を緩めるために大外を回ったのですが、ゴム板を乗り越えた際にふらついてしまい、小石に乗り上げてバランスを崩します。危うく足を付いてしまう所でした。
この辺りからは斜度もキツく、ほぼダンシングのみで登ります。キツさのあまり自然と ”ジグザグダンシング” という新しい技が産み出されましたw
確かこの後の直線から左カーブをする所で、たったの5m位ですが、シッティングで休める場所が1か所だけあったように記憶しています(もしかしたら、コンクリート地帯の間だったかも知れません)。
止まってしまうギリギリの速度で走り、休める所はしっかりと休んで後半戦に備えます。
いよいよコンクリート地帯に突入しました。
好奇心で覗きに行き「出来るところまでは頑張ろう」とは思っておりましたが、この気持ちを継続しながら登っていたら、キツさのあまり脳のキャノンデール・シナプスがショートして、殺るか・殺られるかモードに移行してしまいました。
斜度が20%前後で続きます。コンクリート地帯に入ってから、虫が目や耳の周りにまとわり付いてきます。目の前をフラフラ飛びながらずーっと付いてくるあいつです。皆さんも経験がある事と思いますw
ダンシング中にコイツを払いのけようとして片手になり、再びバランスを崩します。
5~6匹現れて、目の前でフラフラされ、耳に近寄り「プ~ン」と言う羽音で邪魔をされて、登坂に集中することが出来ません。バランスを崩すことはありませんでしたが、この後も2回ほど払いのける動作をしました。
※ 1回目のコンクリートの最大と思われる場所の数値です。
心拍と呼吸が上がりすぎると景色が白くなってしまうので、何とか走れる速度を保てる出力でペダルを踏み込みます。体重だけではペダルが回らず、全身を使ったギリギリの戦いです。
今度はふらついて小石に乗り上げ、バランスを崩しました。これも運良く立て直しが出来ました。急坂はどうしてもリアに加重が寄ってしまうので、ちょっとしたキッカケでフロントが不安定になってしまいます。限界の低速度とキツイ斜度ではちょっとしたキッカケが命取りなりそうです。
なんとか1回目のコンクリートをクリアして、アスファルト路面に戻りますが、斜度が特別に緩むことはありません。
休憩をもらえないまま、2回目のコンクリートです。
アスファルトがコンクリートに切り替わる所が段差になって上がっていました。変にバランスを崩したくないので、自分でハンドルを引いて段差に乗り上げます。
今度は後輪が小枝を踏んでしまい空転、またまたバランスを崩しますが、奇跡的に立て直す事が出来ました。白石峠に向かう途中に ”お墓参り” をしたので、祖父母が見守ってくれているのでしょうか?
そして、「埼玉のラルプ・デュエズ」の最大傾斜区間に突入しました。
※ 2回目のコンクリートの最大と思われる場所の数値です。
まだ終わりは見えていません。出来るだけ心肺機能に負担を掛けないよう「最大出力に限りなく近い省エネ走行」で乗り切ろうと考えますが、一瞬ですが停止してしまうほどの速度になってしまい(実際に一瞬止まってしまったと思います)、大きくバランスを崩してしまいました。
「あぁ、終った…」と諦めかけた瞬間に、ハンドルが真っ直ぐに向いて走り出すことが出来ました。
2回目のコンクリート区間が終わり、斜度が緩くなっているように見えます。この右カーブを曲がると「ウイニングラン」にはちょうど良い直線の坂になりました。
最後まで応援をしてくれた
昆虫 共を引き連れたままゴール!
昆虫の応援はもうこりごりなので「根の権現」挑戦のときはれえすくいいんをお願いします。
うわ~。登り切れちゃいました。でも、もう二度と戦いたくありませんw
ギリギリだった上に5回もバランスを崩してしまいました。また挑戦をするとしたら勝てる見込みは薄そうです。奇跡的に足を付かなかったのは、祖父母の見守りがあったからだと思います。
不可抗力と言いましょうか? 障害が、小石、ゴム板、落ち葉や枝、昆虫、激坂と多いので、思わぬ所で足を付いてしまう可能性が高いと思います。路面が濡れている時は登れないでしょうね。
「埼玉のラルプ・デュエズ」を下りながら写真に収めますが、減速停車時にマジで立ちゴケしそうになりました。おそるべし…。
帰宅後に知ったのですが、この先にもまだ面白い所があるようなので、長生きして290歳位になったらまた挑戦したいと思います(しばらくは戦いたくありません)。
その後「さいたま梨花C.C」の方へ向かってみましたが、結構な登りでした。激戦で足を使い果たしたすきっぷは、躊躇なく自転車を押して歩きます。
1人のローディーが歩いている私に追いつき、走り去って行きました。
「いいんだ。すきっぷは初心者なのに”白石峠”と”埼玉のラルプ・デュエズ”をやっつけたんだから」
しばらく歩くと「コジュケイ」が現れました。「チョットコイ、チョットコイ」と鳴くあいつです。在来種ではなく、中国原産の鳥らしいです。
「コジュケイ」を撮るために止まったので、ついでに休憩します。道端に「三つ葉」でも生えていないか探してみたら「ノビル」が生えていました。
道端にしゃがんでつまみ食いをします。ほんのりとした「ニンニク風味のネギ」と言った感じです。その瞬間、ローディーが駆け抜けて行きました。
「ぐえぇぇぇぇ!見ないでえぇぇぇ…は、はずかしい…」
いくら ”すきっぷ” と言えど、これは恥ずかしい瞬間です。他のローディーに道端で葉っぱをついばんでいる姿を見られてしまいました。それも自転車に乗る格好でwww
休憩をしてエネルギーをチャージしたら元気が出て来たので「弓立山」に向かいました。
せっかく登った「弓立山」ですが、今日はここまでで引き返しました。
温泉に入りたくて立ち止まってしまいましたが、貧弱な鍵しか持っていないので諦めます。
越生駅に到着し、輪行で帰ります。
先週の話ですが「正丸峠」をちゃんと登ったので貼り付けました。
自転車をたたんでいると、セキレイが…。
他のローディーさんと同じ電車に乗り込んで、坂戸駅で声を掛け、合席させて頂きました。本日の「ときがわ町サイクルフェスタ」に参加されていたそうです。
頭痛の事、ハンガーノックの事、AACR、渋峠、CAFE KIKIマスターのツイッターの事、いろいろと教えて頂きありがとうございました。またお会いできたら、その時はよろしくお願いします。
その方に今日の行程を話したら「子の権現は登れますよ」と言われました。本当に大丈夫なんでしょうか?
志木駅でお別れして、朝霞駅で下車して「カネコイングス」さんに寄りました。
購入したものはこれです↓。
恥ずかしながらまだ持っていなかったんですよね。汗をかく時期になって来たので購入しました。
今まではこれをペットボトルに取り付けて飲んでいました↓。
100円ショップ「ミーツ」で購入しました。最初は「ダイソー」さんに行ったのですが、見つかりませんでした。ほとんどのペットボトルに取り付ける事が出来ます。ドリンクボトルを使っている方も、かさばらないので1個持っていると何かと重宝すると思います。
2018年4月1日走行